8月8日・9日に伊勢原大神宮で開かれる「大納涼まつり」の実行委員長を務める 兼岡 宏文さん 伊勢原大神宮 権禰宜 33歳
モットーは”報恩感謝”
○…伊勢原市商工会青年部の代名詞の一つと言われる「大納涼まつり」。40回目となる今年も、会場の伊勢原大神宮では歌やダンス、ゲームコーナーなど、さまざまな企画が来場者を出迎える。過去2年間、まつりの副実行委員長を務め、今年満を持して実行委員長に選ばれた。「地域のすべての皆様、とくに子どもさんたちにとって楽しい夏の1ページになってもらえれば」と意気込む。
〇…静岡県袋井市に生まれた。幼いころから地域の夏祭りや芋煮会、初詣に行くのが大好きだった。高校に進学し将来を考えた時、「生まれ育った日本が好きだから、神職の道に進もう」と決意。國學院大学の神道学科に学び神職の資格を取得した。卒業後、伊勢原大神宮に入り、現在は権禰宜として神社の管理や参拝者の対応、祈とうなどを行っている。当初は静岡から通っていた時期もあったが、現在は平塚市内で妻と2人の子どもと暮らしている。 〇…知人の紹介で青年部に入会したのは23歳の時、「ちょうど納涼まつりの準備で忙しい時期でした」と振り返る。丁々発止を繰り返しながら一つになるメンバーの姿を間近に見て「自分もこの輪の中に」と思った。これまで広報委員長をはじめ、納涼まつりの実行委員会に置かれる4委員会すべてに席を置き、汗を流してきた。「青年部で多くのことを学びました。先輩やメンバーには”ありがとうございます”の一言です」。まつりのテーマを「報恩感謝」に決めたのもこうした思いから。
〇…家に戻れば穏やかな神職から一家の主に戻る。子どもと疲れるまで遊んだ後、妻が作ったカレーライスでお腹を満たす。「これが至福の瞬間なんですよ」とにっこり。今、忙しくも充実した毎日を過ごせているのは「妻の理解と協力あってこそ」と頭をさげる。まつりまであと9日。「歴代の祭りに負けないよう、部員一丸でやり切ります」と気合十分に宣言した。
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