赤ちゃんの健康と成長を祈願する行事「泣き相撲」が9月6日、三ノ宮の比々多神社で行われた。
泣き相撲は赤子の泣き声が邪をはらったという故事に由来するもので、400年以上の歴史を持つといわれる。比々多神社で行われるのは今年で6回目。「たくましく、泣いてほしい」と願う父母に応えるように、毎年多くの赤ちゃんが初土俵を踏んできた。
今年も会場では化粧まわしと紅白綱を締め、四股名が書かれた冑をかぶった赤ちゃん力士たちが、大人の力士に抱えられ元気よく泣いた。知らない人に抱っこされ顔をくちゃくちゃにする赤ちゃんとは対照的に、親たちは笑顔でカメラを構え、わが子の成長に目を細めていた。
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