大山の伝統文化のひとつ「大山阿夫利神社火祭薪能」が10月6日・7日に同神社能楽殿で行われた。
薪能は、1703年に創始された「大山能」に始まり、以来300年にわたって継承されてきた神事芸能で「大山能狂言」として伊勢原市の無形民俗文化財にも指定されている。毎年行われている火祭薪能は今回で開催35回目を迎えた。
舞台は御神火が入れられて始まる。初日は、伊勢原市ゆかりの武将・太田道灌を題材にした「道灌」の仕舞や、重要無形文化財指定保持者である山本東次郎師による狂言「伊文字」などの演目の後、今年紫綬褒章を授与された二十六世観世宗家観世清和師による能「野守」が演じられた。
当日集まった約1千人の観客は、かがり火の灯る静寂な舞台での能や狂言を堪能。時間が過ぎるとともに会場は、幻想的な幽玄の世界となった。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
伊勢原版のローカルニュース最新6件
|
<PR>