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伊勢原版 公開:2015年11月20日 エリアトップへ

11月29日にBOXSTUDIOいせはらで行われるイベント「猫と風」に出演する  葉月 雛丸さん 板戸在住 36歳

公開:2015年11月20日

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心に響く舞踊家に

 ○…次世代継承プロジェクトと銘打たれた舞台公演『猫と風』。日本舞踊葉月流二代目として、伝統的な日本舞踊に次世代の要素を組み込んだ新たな舞台に立つ。「若い人にとって出会う機会の少ない日本舞踊の世界。多くの人に見てもらい、日本人に眠っている伝統文化のDNAに響く踊りを踊りたい」と意気込む。

 ○…1歳4カ月で初舞台。幼少の頃から踊りは日常的なものだった。「小学生の頃まで、人はみんな踊りの稽古をしているものだと思っていました」と笑う。人並みに遊びたい時期もあったが、踊りは続け、芸歴は30年以上。市内を中心に県内外、アメリカで踊りを披露したことも。二代目を意識したのは高校生の頃。母であり宗家家元となる香寿凰が葉月流を創流した時期であり、母子で話し合っていくうちに心も固まった。今までに踊りをやめたいと思ったことは一度もない。「ずっと踊り続けてきた。踊りは私を形成するのに必要不可欠なもの。これからも」

 ○…「踊りに100点はありません。でもいつも誠心誠意100%の全力で臨みたい」と、新たな試みで迎える舞台への準備に余念がない。永遠にも思える果てしない踊りの世界、それを支えるのは「踊りが上手くなりたい」という心。そのひたむきな思いに共感してイベントを支えてくれる支援者に感謝。「私にできるものは踊りしかない。日本の伝統をしっかりと伝えていくことで感謝を返していきたい」と心に刻む。

 ○…舞台の外でも「葉月雛丸」。無理に飾らない、そんな自然体が印象的だ。多くの時間を共有する香寿凰とは姉妹のように仲良し。伊勢原青年会議所メンバーでもあり、多くの刺激をうけながら自分の夢への道を模索。その一つとしてFM湘南ナパサ「おしゃべりマンデー」のアシスタントとしても活躍する。「自分の経験は全て踊りに繋がっています。これからも様々な経験を積み、心に響く舞踊家になりたい」と微笑んだ。

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