第56回交通安全国民運動中央大会(主催/(一財)全日本交通安全協会ほか、後援/内閣府ほか)の本会議が1月15日、日比谷公会堂(東京都千代田区)で開かれ、伊勢原交通安全協会(飯塚武彦会長)が優良交通安全協会表彰を受けた。交通事故防止に顕著な功績を挙げた団体に贈られる全国表彰で、同協会の受賞は1989年(平成元年)以来、27年ぶり。
この大会は、安全で快適な交通社会の実現を目指して毎年開催されているもの。交通功労団体・個人に対する表彰のほか、各団体の活動発表などが行われる。
今年の式典には、全国の交通関連団体、関係者らおよそ2千人が来場。安倍晋三首相の代理として出席した萩生田光一官房副長官、山崎正昭参議院議長など多数の来賓もかけつけ、秋篠宮両殿下もご臨席された。
伊勢原交通安全協会が受賞した優良交通安全協会表彰は、全国の58協会に贈られ、県内では同協会と浦賀交通安全協会(横須賀市)が受賞した。27年ぶりの受賞に飯塚会長(51歳)は「単年の取り組みが評価されたのではなく、これまでの長きにわたる活動がたたえられたもの」と話し、歴代の協会関係者をねぎらった。
沿革
同協会は、1947年(昭和22年)、「伊勢原地区交通安全協会」として伊勢原警察署内に発足。67年に「伊勢原交通安全協会」に改称し、現在は伊勢原警察署の横に事務所を構える。
協会に加入しているドライバーからの会費をもとに、役員、交通指導員、地域交通安全活動推進委員などを中心に、警察署、市、関係団体と連携して活動を行っている。多発する高齢者の事故防止対策を目的とした「交通安全ゲートボール大会」の開催、伊勢原観光道灌まつりでの「安全・安心パレード」、県交通安全協会が主催する「交通安全こども自転車大会」への出場のほか、定期的な駅頭キャンペーン、学校や企業への出張交通安全教室など取り組みは多岐にわたる。毎年3月には、新小学1年生にランドセルカバーの寄贈も行っている。
こうした市内の交通関係団体、個人の取り組みが実を結び、伊勢原署管内では2014年10月10日を最後に死亡事故が発生していないという。
飯塚会長は「450日を超えた死亡事故ゼロを継続できるよう、引き続き活動に注力していきたい。とくに増加傾向にある二輪車事故の防止を呼びかけたい」と今後の抱負を語った。
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