８強入りをめざす赤城さん
成瀬中学校２年の赤城里桜さんが、３月26日から三重県伊勢市で行われる「第27回都道府県対抗全日本中学生ソフトテニス大会」に神奈川県代表の一員として出場する。昨年県代表が修めたベスト16の結果を上回ろうと、現在練習に励んでいる。
この大会は、ソフトテニスを通したまちづくりに励む伊勢市と（公財）日本ソフトテニス連盟が主催となり、１９８９年から同市で実施。男女別で種目は団体戦、シングルス、ダブルスとなっている。
神奈川県代表は、昨年11月に行われた県新人戦ダブルスにおいて、ベスト16以上の成績を修めた１・２年生で総当たり戦を行い選考。試合内容が評価された赤城さんは８人の代表メンバーに見事選ばれた。
全国の空気チームに還元
赤城さんはソフトテニス部の部長。積極的に攻撃を仕掛けるプレースタイルが持ち味だ。代表入りを決め、「自分の課題を追求するチャンス。相手の動きを予測してプレーできるようになりたい」と練習にも熱が入っている。井上春彦顧問は「情熱的で練習熱心。ソフトテニスが大好きな子」と評価する。
昨年の神奈川県代表はベスト16と善戦した。それ以上の成績を目標に掲げながら、赤城さんは県大会優勝をめざす成瀬中の部長として、大会の先を見据えている。「夏の最後の大会に活かせるよう、全国の雰囲気をチームに伝えたい」と力強く語った。
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