市内伊勢原にあるイセハラ卓球所属の宮内良選手(26歳)が2月21日、横浜市で開催された知的障害者の卓球全国大会「2015FIDジャパン・チャンピオンリーグ卓球大会」(日本知的障害者卓球連盟主催)で3位に入賞した。
パラリンピック出場を目標に掲げる宮内選手。リオデジャネイロへの切符は惜しくも逃したが、今は4年後に照準を合わせ調整中。現在世界ランキングは16位で、上位12人が出場できる東京パラリンピックを射程圏内にとらえている。
日本ランキング12位以内の選手による総当たり戦の同大会で優勝をめざしたが、この日は心身のコントロールに苦しんだ。「気持ちが入っても体がついてこない状態。攻める卓球ができなかった」と振り返る。それでも諦めない姿勢を貫き、8勝3敗と踏ん張った。
理想の選手像は、同い年の福原愛選手。積極的にコースを突いてラリーを制する姿に憧れ、卓球を始めた中学生のころから何度もビデオを見て研究してきた。
五輪出場にはレベルアップが必要と感じた宮内選手は、大会後ラバーを表裏貼り替えることに。福原選手と同様、フォアハンド側を回転のかけやすいラバーにすることで、持ち味のスピンに磨きをかけようと試みている。卓球選手にとってラケットは体の一部でもあるため、慣れるまでには時間がかかるという。6月に控える全国大会へ向け、急ピッチで仕上げている。宮内選手は「全力を尽くして優勝したい」と話した。
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