伊志田高校2年生の中村紗華さんが、4月に行われた神奈川県陸上記録会兼国体予選会(主催/神奈川陸上競技協会)で走り高跳び1位、三段跳び2位の好成績を収めた。中村さんは、両種目で日本ユース陸上競技選手権大会(主催/日本陸上競技連盟)の参加標準記録を突破。10月に行われる同大会への出場を決めた。
日本ユース陸上競技選手権大会は、定められた期限内に参加標準記録に到達した全国の高校1・2年生が出場できる。高校生の大会の中で最もレベルの高い大会とされ、各種目には毎年およそ30人がエントリー。多くの高校生選手が出場を目指している。
中村さんは、4月16日・17日に川崎市等々力陸上競技場で行われた記録会で、走り高跳びは参加標準記録を2センチ上回る1m70cm、三段跳は6センチ上回る11m46cmを記録。自己ベストをたたき出し、出場権を得た。「高校から始めた三段跳びのほうが先に記録を突破し、高跳びも記録を出せるか不安だったけど、焦らず自分の跳躍をすることができました。安心したし、嬉しかったです」と笑顔で喜びを話す。
悔しさもバネに
中村さんが陸上を始めたのは中学1年生から。小さい頃から走ることと跳ぶことが好きで、陸上部に入部した。中学2年生の頃には記録が伸び悩み、四種競技に挑戦するが、3年生の時には再び高跳びに専念。高校生になると、三段跳びにも出場するようになった。「これまで、ギリギリで関東大会の出場権を逃したり、考えすぎてタイムアップになってしまったり、悔しい思いもたくさんしてきました」。そんな悔しさもバネにして練習をしてきた。
同校陸上部顧問の小枝友幸先生は、「彼女が中学3年の時、夏の練習会で1人黙々と練習する姿を見かけました。一生懸命な様子を見て、きっとこの子はすごい選手になると感じました。これからも楽しみです」と期待を寄せる。
日本ユース陸上競技選手権大会は、10月21日(金)から愛知県名古屋市で開催される。中村さんは「焦らずに自分の跳躍をするという気持ちを保って練習に励みたい。本番では、やってきたことをしっかり発揮して、表彰台を目指します」と力強く話した。
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