今年8月に開催されるリオデジャネイロオリンピックへの出場が内定した、市内笠窪出身の塩浦慎理選手(24歳)が、5月12日に伊勢原市役所を訪問。多くの市職員や市民を前に、リオ五輪での活躍を誓った。
塩浦選手は、4月に東京辰巳国際水泳場で行われた第92回日本選手権水泳競技大会兼第31回リオデジャネイロオリンピック競技大会代表選手選考会で、男子100メートル自由形の2位に入賞。上位4人の合計タイムが400メートルリレーの派遣標準記録を突破し、代表入りが内定した。
市役所を訪れたこの日は、高山松太郎市長から花束を受け取ると「メダルを獲れるように頑張ります」と力強く宣言。ロビーで出迎えた市職員や市民およそ150人からは大きな拍手と声援が送られた。
伊勢原市出身者では初めてのオリンピック選手となる塩浦選手は、身長188センチ、体重93キロ。兄の影響で2歳から水泳を始めた。比々多小学校、山王中学校を経て湘南工科大学付属高校に進学すると、高校3年生の時に全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会で、当時の高校日本記録を樹立するなど活躍。中央大学を卒業後は、イトマン東進の所属となり、現在男子50メートル自由形の日本記録21秒88を保持している。
2012年にはロンドンオリンピックの出場も期待されていたが、代表選考会の1カ月前に左手を骨折。本来の泳ぎを発揮することができず、代表入りを逃した。「4年前の悔しさが今回につながった。ロンドン五輪の選考会の時より、今回のほうが落ち着いて挑むことができた」と振り返る。
帰省は久しぶりだという塩浦選手。「地元に帰ってくるたび、応援されていることを強く実感します。伊勢原の皆さんの期待に応えられるように頑張りたい」と、生まれ育った地で世界での活躍を誓った。
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