伊勢原市老人クラブ連合会の会長に就任した 高村 弘さん 石田在住 82歳
今が大切「生涯青春」
○…市内43の老人クラブ、2557人が集まる「市老連」。大山にある老人福祉センター阿夫利荘を中心に、年間を通じてさまざまな活動を行う同会の会長にこのほど就任した。クラブの平均年齢は78・6歳、「楽しい老後をみんなで過ごす。その拠点づくりをしていきたい。今までの自分の経験、そして年を重ねてきた皆さんの意見を吸収して、まだまだ成長していきたい」と元気に話す。
○…青森県八戸市生まれ。高校卒業後、当時の代用教員制度で定時制高校の保健体育を教えた。27歳で結婚。大学に行きたかったという自身の思いから、子どもの成長を夢見て一家で上京を決意し、1962年に神奈川へ。自動車教習所を経て、自動車関連会社で定年まで勤務。20年ほど前に伊勢原に居を移した。「良いところ。自分にぴったり」と笑顔で話す。昔から地域活動が好きで、伊勢原でもすぐに自治会活動に参加。伊勢原市自治会連合会の副会長も務め、ポスト設置やコミュニティバスの導入にも力を入れた。
○…グラウンドゴルフやカラオケ、入浴会などの老連で行うレクリエーション活動が楽しみ。また教員時代にフォークダンスやスクエアダンスに関わったことから、今でも音楽を聴くと体がムズムズするのだとか。字を書くことも好きで、昨年までは老連だよりの編集長も務めた。今は、年々減少する会員数が悩みの種。「最初は不安もあるかもしれませんが、みんなで手を繋ぎ、輪を作ること。こんなに楽しいことはない。ぜひ参加してください」と呼びかける。
○…「土いじり」と年に1度の旅行が趣味。老人クラブを通じて知り合った友人と遊ぶことも多いという。座右の銘は『生涯青春』。目下の目標は、2020年の東京オリンピックを見ることだという。「今日をいかに楽しく過ごすことが大事。将来は明日、明後日の積み重ね。ひとつずつ進んでいきます」と微笑んだ。
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