神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2016年6月17日 エリアトップへ

日向にあやめを継承 「市内に花を残したい」

社会

公開:2016年6月17日

  • X
  • LINE
  • hatena
渡会さん(右)と祝福しに集まったメンバー
渡会さん(右)と祝福しに集まったメンバー

 大田地区にある「いせはらあやめの里」が2017年度で廃止されることを惜しみ、市内在住の渡会庸夫さん(65歳)が、昨年から日向であやめの栽培を始めた。栽培からおよそ1年が経過した現在、田園風景が広がる日向路の一画で、あやめの花が見頃を迎えている。6月11日には有志が集まり、新たなあやめの名所の誕生を祝った。

 あやめが植えられているのは、日向薬師参道入り口付近に続く日向路。この場所は、彼岸花の群生地としても有名で、毎年秋になると多くの人が訪れる。

 渡会さんは昨年6月、県内でも有数の花ショウブの名所である大田地区の「いせはらあやめの里」が、来年度で廃止されることを知り、守りたいと考え始めた。

 現在あやめの里は、土地を地権者に返還することが進められており、縮小した分の花は県内の他の地域に譲渡しているほか、市内では大田小学校に数十株譲っているのみとなっている。市への問い合わせでその現状を知った渡会さんは、せっかくの花を市内で活かすことはできないかと考え、自ら地主に田んぼを借りるなど計画を進めた。

 昨年7月にこの地に植えられたあやめの花は、6月上旬から見頃を迎え、のどかな田園風景を彩っている。植えられている約400株の花は全て「いせはらあやめの里」から譲り受けたもの。渡会さんは「花が咲いてほっとしている。まだ初年度なので、規模は小さいが、これからも手入れを続け、見ごたえのある場所にしていきたい」と話す。

看板も移設

 6月11日には、渡会さんが会長を務める伊勢原ハイキングクラブ会員や、「いせはらあやめの里」の管理者で栽培方法などを伝授した柏木兵一さんなどおよそ50人が集まり、「日向のあやめの里」誕生を祝福。柏木さんは看板を手渡し、「熱心に活動していて心強い。これからも頑張って続けて下さい」と思いを託した。

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

伊勢原版のトップニュース最新6

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

229人が人事異動

伊勢原市

229人が人事異動

部長級女性職員は20.5%

4月5日

38年ぶり「竿頭綬」受章

伊勢原市消防

38年ぶり「竿頭綬」受章

消防庁長官表彰で

4月5日

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook