8月6・7日に行われる第41回大納涼まつりの実行委員長を務める 水野 直己さん 子易在住 37歳
伊勢原に「ＦＥＶＥＲ」を
○…「来てくれる人も、迎える僕たちも、精一杯楽しんで熱狂できる祭りにしたい」。伊勢原市商工会青年部の一大イベント『大納涼まつり』の実行委員長として、今年のテーマに掲げたのは「ＦＥＶＥＲ」。会場となる伊勢原大神宮境内で、様々なイベントや模擬店で来場者を歓迎する。「今年はリオ・オリンピック。サンバやブラジル音楽で大納涼まつりも盛り上がります」と力強く話す。
○…生まれも育ちも伊勢原。山王中学・伊志田高校時代はサッカー部で汗を流す。それと共に興味を持ったのがファッション。お小遣いを貯めて、大好きなブランド「コム デ ギャルソン」のシャツを初めて買ったのが中学３年の時。明治学院大学を卒業して、就職先に選んだのもギャルソンだった。スタッフとして、何でもこなして走り続けて10年が過ぎた頃、社長である父親に勧められ家業の水野商店へ。今は暮らしを支えるガス屋さんとして、大山の自然に囲まれながら『明るく親切』をモットーに地元を走り続ける。「家族で仕事をすることは良い事ですね」と微笑んだ。
○…家業に入ってすぐ、社長に手渡された青年部の入会届。訳も分らず入会するも、関係が深まるにつれ、普段の仕事だけでは関わらない人たちとの出会いに魅力を感じてきた。「青年部の活動は、仕事が上手く回る潤滑油かもしれないですね」と話す。伊勢原の仲間が会長を務める県商工会青年部連合会が来年度で50周年を迎える。この記念事業の実行委員長としても仲間を支えていく。
○…ファッション業界を離れた今もパリコレのチェックは欠かさない。趣味で続けているサッカーは、青年部の多忙な活動で少しお預け。祭りの準備も大詰めを迎えた。「みんなが一生懸命準備をしてくれています。心配は天気だけ。子どもから大人まで、ファミリーでも楽しめるお祭りです。ぜひ遊びにきてください」と笑顔で話した。
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