大山阿夫利神社の秋季例大祭保存会として、大山地区を中心に活動する「阿夫利睦」(磯崎敬三会長/105人)が7月24日、大山中腹にある二重滝の整備を行った。同会では、今後も大山にある6カ所の滝の整備を進めていく。
阿夫利睦は、毎年8月に行われる大山阿夫利神社秋季例大祭の保存と継承をはじめ、地域振興のための様々な活動を行っている。
今回整備したのは大山阿夫利神社下社のすぐ下に位置する二重滝。この滝はかつて、大山を登る修験者たちの最後の禊の滝だったとされている。当日は、会員17人が参加し、大小様々な石を動かして積み上げ、滝壺を掘った。二重滝は狭い道沿いにあるため、整備用の重機が入らず、作業はすべて手作業で行われた。
同会では、大山伝統のひとつである滝の昔の姿を取り戻そうと、4年前から整備を開始。禊の大滝から始まり、今回の二重滝が2カ所目となる。今年4月に「大山詣り」が日本遺産に認定されたこともあり、阿夫利神社からも依頼され、急ピッチで整備を進めている。
磯崎会長は「大山の滝は歴史ある観光スポット。必ず通りかかるところなので、来た際にはぜひ見ていって欲しい」と話す。
同会は来年で25周年を迎える。今後は残りの滝の整備を進めていくほか、案内板の設置も検討している。
熊本に義援金
また、同会は7月2日に開催された総会で、大山阿夫利神社の目黒仁宮司に熊本地震義援金を手渡した。同神社からの義援金と合わせた50万円は、神奈川県神社庁を通じ、熊本の神社などの復興支援に充てられる。目黒宮司は「神社は重要な地域コミュニティ。今回の震災で大きな被害を受けた神社の復興の支援になれば」と話した。
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