11月11日・12日に開催される第38回瑞木祭の実行委員会で代表を務める 大村 峻さん 産業能率大学3年 21歳
夢の空間楽しんで
○…「自分自身が一番ワクワクしています」。いよいよ明日開催される産業能率大学秋の学園祭”瑞木祭”に心を躍らせる。今年のテーマは『瑞夢―縁起の良い夢―』。「ゼミやサークル活動など、何か一つのことに全力で取り組んだ経験は、きっと将来思い出して励みになると思う。みんなの思い出に残る夢のような空間にできたら」と、32人をまとめる実行委員長らしい真っ直ぐな眼差しで話す。
○…１年生の時から瑞木祭実行委員会に所属。「何をしようか全く考えていなかった大学入学当初、一番に勧誘の声をかけてくれたんです」と、きっかけを振り返る。３年生となった今年、念願だった代表に就いたが、知らない世界の多さや全てを見渡す難しさを知り、時には辛くなることも。それでも、常にみんなの先を見て考えることを心がけ、仲間と準備を進めてきた。「当日は子どもからお年寄りまで多くの人に見に来て欲しいです」
○…横浜市在住。祖父母が秦野市に住んでいるため、幼い頃から伊勢原に遊びに来ることもあったという。現在は情報マネジメント学部で心理学の研究をしている。「相手の性格や考え方を理解することで、円滑なコミュニケーションにつなげるんです。早速、実行委員会での活動にも生かしています」。将来についても考え始める頃。まだ明確に目指しているものはないものの「少しでも人の幸せにつながるような仕事がしたい」と優しく話す。
○…小学生から高校生まで野球を続けていたこともあり、大の野球好き。「最近は観戦するほうばかりですけどね」と笑う。ベイスターズのファンで、仲間とよくスタジアムへ観戦に行くそう。野球部時代も実行委員として奮闘する現在も、いつもそばで応援してくれる両親や祖父母に、当日は感謝の気持ちを表したいと少し照れながら話す。「足を運んでくれた全ての人に良い夢を」。そんな気持ちで当日を迎える。
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