伊勢原協同病院ボランティア会グリーンエプロンの会長を務める 細川 千惠子さん 高森在住 76歳
ボランティアは楽しい
○…「ボランティア活動は、楽しいからこそ続けられます」。外来案内をはじめ、移動図書や草取り、傾聴、車いすメンテナンスなど、伊勢原協同病院で多岐にわたりボランティア活動を実施。緑のエプロンを着ける姿から、その名も「グリーンエプロン」。会長として2年が過ぎ、現在のメンバーは56人。「会長をやってこれたのは、病院の協力とメンバーみんなが支えてくれたから」と話す。
○…浅草生まれ。空襲を避け、70年前に一家で伊勢原へ。以来、小・中・高校、勤務先までずっと伊勢原だ。「仕事を辞めたらボランティアをしよう」との思いから、離職後は様々なボランティアを経験してきた。体力的な厳しさを感じていた10年ほど前、協同病院に入院した時に見つけたボランティア募集がグリーンエプロンへのきっかけだった。人と接することが好きで、病院では外来案内を担当。新病院になり、活動もし易くなったという。「活動も浸透し、『ごくろうさま』と言われた時が一番うれしい」と笑顔で話す。
○…明日12月3日に同院ロビーで開催されるクリスマスコンサート。市内下平間の「ほほえみの丘」と協力して製作したポストカードは入院患者全員に配られる。また、先日の病院文化祭では読み聞かせだけでなく、有志による手作り品も販売。その収益の一部は伊勢原市福祉のいずみ基金に毎年寄付しているという。活動を通じて仲間や友人も増えた。「みんな仲良くやっています。このまま続けていきたい」と微笑んだ。
○…趣味は読書と音楽鑑賞、そして旅行。基本はひとり旅だという。アクティブに活動しすぎて「何時ならつかまるの」と言われることもしばしば。グリーンエプロンの他にもボランティアは行っており、更に地区のミニサロンも手伝う。「ボランティアは相手に合わせて活動するもの。自分が何をしたいか考えることが大事」これからも楽しみながら活動を続けていく。
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