伊勢原高校女子バレーボール部(中坂慎次郎監督)で、マネージャー兼部長を務めていた田中みのりさんが、「平成28年度神奈川県立学校の児童・生徒表彰(神奈川県教育委員会表彰)」を受賞した。
この表彰は、新たな取り組みや課題へのチャレンジ、地域貢献など、顕著な活動を行った県立学校の生徒を表彰するもの。個人・団体合わせ、毎年60〜70件表彰される。
田中さんは2年生の2月からプレーヤーをやめてマネージャーに専念。プレーヤーたちのメンタルケアや顧問とチームのパイプ役になるなど、チームを裏で支え続けてきた。
なかでも同部が夏に行った台湾遠征の際には架け橋として活躍。このことが今回高く評価され、受賞につながった。台湾では英語でのスピーチや質疑応答をこなし、交流する相手校へのおもてなし企画やプレゼントの製作に尽力。伊勢原市のPRも積極的に行った。
田中さんは「受賞できたのはチームや家族など関わった人たちみんなのおかげ。大切に心に刻んで、後輩たちにも伝統として引き継いでいきたい」と話した。
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