一輪車の全国大会「2016さわやか全日本一輪車競技大会ソロ演技部門」が12月11日に静岡県静岡市で行われ、市内東成瀬在住の鈴木ちひろさん(19歳)が女子高校生以上の部で優勝。全部門のなかでも最高得点をマークし、総合優勝を果たした。鈴木さんは双方とも優勝するのが、今回が初めて。
同大会は、一輪車のソロ競技としては国内で最高峰とされているもの。音楽に合わせて演技をし、技術力や表現力、構成振付など6項目の合計点で競う。今回鈴木さんの出場した女子高校生以上の部には、ビデオ審査による予選を通過した28人が出場した。
鈴木さんは今大会、音楽にはミュージカル・キャッツの「メモリー」を使用。表現力に磨きをかけ、連続技を取り入れるなど構成も工夫した。今回が9回目の挑戦となる鈴木さん。絶対に優勝したいという気持ちが強く、今までで一番練習したという。
本番では落車もなく、本人も納得の完璧の演技を披露。表現力の項目では100点満点を獲得し、観客からは感動の拍手が送られた。また、全出場者のなかでも最高得点となり、今大会の総合優勝も飾った。
鈴木さんは「一輪車を始めてからずっと目指していた優勝。本番では今までで一番良い演技ができ、10年間の努力が実った気持ちでした。名前を呼ばれた時は夢のようでした」と喜びを話した。
ペアでも優勝目指す
鈴木さんが一輪車を始めたのは小学3年生の時。当時フィギュアスケートに憧れていたのをきっかけに、同じくクルクル回る一輪車を地元の伊勢原一輪車クラブで始めた。
現在は新百合丘一輪車クラブに所属。東海大学体育学部の1年生として学業とアルバイトにも励みながら、週に3日、クラブまで練習に通っている。
今後の目標は、「ペア部門では3位が過去最高。来年の夏の全日本大会ではペアでも優勝できるように頑張りたい」と話した。
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