3月8日に市民公開講座を行う伊勢原市傾聴の会ぴあ・こすもすの代表を務める 宮崎 清さん 岡崎在住 75歳
寄り添うが大事
○…「話した後に、少しでもスッキリ穏やかになって頂ければいい」。代表として7年。17人のメンバーで福祉施設などでの傾聴活動を行う。傾聴の心を多くの人に知ってもらいたいと、3月8日に市民公開講座「脳からみた高齢者の心」を伊勢原シティプラザふれあいホールで開催する。「ぜひ傾聴を生活に活かしてほしい。みんなが傾聴を知ってくれれば、世の中ケンカにならないのに」と笑った。
○…東京都品川区生まれ。都内の工業高校を卒業後、一般企業を経て20歳で神奈川県警の事務吏員となった。結婚を機に23歳で伊勢原へ。『定年後は地域のために』との思いから、65歳で大句自治会の役員に。現在は自治会長を務め、「あまり地域を知らなかった。今では歩いていても多くの人が分かるようになりました」と笑顔で話す。また同時期には、いせはら歴史解説アドバイザー養成講座も受講。「実は歴史が大嫌いでした。でも3年間続けて、卒業したら大好きになっていました」と笑う。
○…市の介護予防サポーター養成講座で傾聴を学び、「ぴあ・こすもす」のメンバーに。「傾聴はただの話し相手ではありません。聞き手として相手の心に寄り添うこと。話し手の心の中にある感情をひたすらと聴くもの」だという。話しやすいからと指名してくれることも嬉しいことのひとつだ。会のメンバーも全盛期から減少傾向にあるが、今後は自分たちで養成講座を開きたいと精力的に活動を続ける。
○…夫婦で月に3回ほど市内の福祉施設を訪問。「健口」の講習を行うほか、奥さまの伴奏でハーモニカなどを披露している。趣味は警察時代に始めた詩吟。阿夫利荘の詩吟教室では講師も務めているという。また同地区出身の落語家・金原亭馬玉さんをきっかけに落語好きになった。子ども4人の孫8人。年3回は家族が集まり、18人でワイワイと過ごす。「元気の素です」と微笑んだ。
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