伊勢原市は2月13日、大規模災害の発生に備えた「災害時における相互応援に関する協定」を埼玉県の東松山市(森田光一市長)と締結した。
この相互応援協定は、いずれかの市に大規模災害が発生した際に、食料や飲料水などの生活必需品の提供、被災者救出や医療などに必要な物資・資材の提供、車両や人員の派遣、施設提供などを行うもの。
東松山市とは、圏央道の開通により迅速な相互応援が可能になっただけでなく、同市は南海トラフ地震防災対策推進地域などにも指定されておらず、過去に大規模地震被害もなく地盤も固い。そのため、同時被災の可能性が低いことから今回の締結となった。
伊勢原市ではこれまで、姉妹都市となる長野県茅野市と同様の相互応援協定を締結しているが、県外で姉妹都市以外の自治体と単独で相互応援協定を締結するのは初めて。東松山市役所を訪れた高山松太郎市長は、2月15日に行われた記者会見で今回の締結について「これにより、より円滑な災害復旧活動が行われ、市民生活の安全・安心が大きく向上することになります。今後とも応援協定の拡大を推進していきたい」とコメントした。
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