伊勢原版 掲載号:2017年3月17日号

公益財団法人雨岳文庫の代表理事を務めている

野崎 昭雄さん

平塚市在住 74歳

歴史・文化の発信地に

 ○…大山の麓、自然豊かな場所にずっしりと構える一軒家「国登録有形文化財山口家住宅」。2万点以上の歴史資料があるというこの場所は、総称して「雨岳文庫」と呼ばれている。週に1度ここへ足を運び、資料の整理に明け暮れて10年以上が経つ。一昨年には公益財団法人に認定され、その代表理事として関係諸団体と連携しながら活動を進めている。「珍しい資料がたくさん。まだまだ研究するところがありますよ」と目を輝かせる。

 ○…今月26日までの日曜・祝日には、雨岳文庫資料館で「交通の変遷と大山道展II」が開催中。「大山のバス通りは昔、石段だったという発見を中心に、面白い展示が多くあります。ぜひ、足を運んでください」。他にも、雨岳文庫には歴史や文化を愛する団体が集まり、ウォーキングイベントや収穫祭など、年間を通して様々なイベントを開催している。「多くの人がここへ来て、イベントをきっかけに歴史にも興味をもってもらえたら嬉しい」と話す。

 ○…北海道出身。大学進学を機に上京し、大学院まで日本史学を研究した。「中高生の頃から日本史という教科に1番馴染みがあって、この道へ進みました」。その後は、東海大学に勤務。多くの資料に目を通してきた経験を活かし、図書館学を教えてきた。退職後の現在は、市町村史の編集などに携わりながら雨岳文庫での活動に力を入れる。「人と関わりながら情報交換ができるので楽しいです」。休日には時間をつくり、趣味の能面打ちへ通っている。「能面は実は表情豊かなんですよ」と微笑む。

 ○…「今まで知られていなかったことが分かる資料を見つけたときは、やっぱり嬉しい」と研究の楽しさを語る。今後は、これらの歴史資料の魅力をどのように広く発信していくかが課題だと考えている。「伊勢原駅から大山へ行く途中のこの場所へ、多くの人が立ち寄ってもらえるようにしていきたいです」

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