3月21日付で伊勢原警察署の署長に就任した 岩田 雅明さん 警視 58歳
責任と自覚を胸に
○…「伊勢原は、自然に恵まれているのどかな良い場所。署員たちの前向きに取り組む姿勢も印象的です」。伊勢原警察署第89代の署長に就任し、数日が経過した。署長としての1日は、あっという間だという。「地域の安全を守ることに重責を感じています。これから全力投球で挑んでいきます」と明るく、そして真っ直ぐな眼差しで話す。
○…静岡県出身。幼い頃から活発で、中学時代は野球部に所属していた。「小さい頃の将来の夢は野球選手。警察官になるとは思っていませんでした」と振り返る。高校卒業後は神奈川県内の大学に進学。そんな中、警察官を目指すきっかけとなったのが、当時話題だった刑事ドラマだ。「漠然と、将来は何か世の中のためになることがしたいと考えていた時にドラマを見て、かっこいい姿に憧れました」と笑顔で語る。神奈川県警に採用後は、機動隊や警備部、公安委員会室などを経験してきた。
○…署長着任後、訓示として掲げたのは、東京オリンピックや特殊詐欺など「治安情勢」の共有、自らの手で点検チェックを行い切磋琢磨するという「危機意識」、そして創意工夫で推進していきたいという「ワークライフバランス」の3つ。「自らが警察官だという自覚をもって仕事に取り組んでほしい」と話す。新人時代、地域住民たちが制服姿の自分に信頼を寄せ、「おまわりさん」とたくさんの声を掛けてくれたことで、この職業の責任を改めて感じたという。「この信頼を絶対に裏切ってはいけないなと強く思ったんです」
○…趣味は映画観賞。空いた時間があれば映画館へ足を運ぶ。「昨年流行した『君の名は。』も、もちろん鑑賞しました」と微笑む。映画だけでなく読書も好きで、自らに影響を与えてくれた作品も数知れず。いつも心にとめている言葉は、「警察とは何なのか、誰のためにあるのか、なぜ必要なのか」。常に考え、意識し、行動する。
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