「第43回関東高等学校男子ソフトボール大会」(主催/関東高等学校体育連盟ほか)が、明日6月3日(土)から東京都江戸川区の江戸川区球場ほかで行われる。神奈川県代表として出場する2枠は、5月に行われた「神奈川県高等学校春季ソフトボール大会兼神奈川県予選」で、優勝・準優勝を飾った向上高等学校と伊勢原高等学校の市内2校。初戦突破を目標に意気込む両校を取材した。
関東高等学校ソフトボール大会は、県大会を勝ち抜いた代表校16チームで戦う。代表チーム数は、1都7県から各2校ずつとなっており、今回の神奈川県の代表枠は、向上高校と伊勢原高校の伊勢原勢で占めるかたちとなった。
県大会は、5月3日から5日に伊勢原高校グラウンド他で行われ、9チームが参加。代表枠をかけた熱戦が繰り広げられた。
向上高校と伊勢原高校は、予選のトーナメント戦をともに勝ち抜けると、決勝リーグでも強豪チーム相手に着実に勝ち星を上げ、代表枠を手にした。普段から練習試合を行うという両校が戦った最終戦では、4対2で向上高校が勝利。向上は「全試合で先制点が取れたので、良い流れをつくることができた。嬉しい」と、19年ぶりとなる県大会優勝の喜びを話した。
初戦突破が目標
2年ぶり3回目の関東大会出場となる向上高校は、現在部員数21人。細かいバッティングでつないでいくプレースタイルが持ち味で、県大会でも全員の力で着実に点を入れてきた。関東大会初戦の相手は、栃木県代表の白鷗大学足利高校。キャプテンの長谷川拳さん(3年)は、「まずは1回戦を突破し、少しでも良い成績を残してインターハイへつなげたい」と意気込みを話した。
伊勢原高校は、5年連続30回目の関東に挑む。1度流れに乗ると次々と良いプレーが生まれてくるといい、県大会でもチームで良い流れをつくり、得点を決めてきた。現在は17人の部員で毎日練習を重ねている。初戦の相手は茨城県代表の県立下妻第二高校。キャプテンの宮崎道拓さん(3年)は「まずは1勝。その後も勝ち進みたい。このチームでインターハイにも行きたいです」と話した。
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