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伊勢原版 公開:2017年6月23日 エリアトップへ

大山高部屋保育クラブ 地域の想いをこれからも 設立から半世紀

教育

公開:2017年6月23日

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親子だけでなく多くの民生児童委員も参加
親子だけでなく多くの民生児童委員も参加

 大山高部屋地区民生委員児童委員協議会が主催する『大山高部屋保育クラブ』(秋山信代表)が今年度で設立50周年を迎えた。クラブには地区内をはじめ多くの親子が参加。高部屋公民館を拠点に、リトミックや子育て講演、季節のイベントなど、様々な講座を月1回ペースで開設している。地域の絆を深めながら活動する同会の前身は1936年にまで遡る。取り組みを取材した。

 同クラブの設立は1967年(昭和42年)10月のこと。同地区ではクラブの設立前から同様の取り組みを行っており、その前身は1936年(昭和11年)にまで遡る。

 1936年当時、全国でも乳幼児の死亡率が高かったとされる高部屋村は、母子保健活動を地域に浸透させるために創立された恩賜財団母子愛育会から全国で5カ所となる愛育村の指定を受ける。それにより地域での母子保健活動が組織的に展開されることとなった。

活動は愛育村の指定満了後も村の自主運営で継続され、1948年には昭和天皇皇后両陛下も行幸された。その精神を受け継ぐ形で保育クラブが設立され、現在まで様々な活動で親子をサポートを続ける。

時代と共に取り組みも変化

 クラブ設立から半世紀。医療や衛生面などが中心だった母子保健活動も時代と共に変化し、現在では、リトミックや子育て講演、救命救急講座など、地域での子育て支援が活動のメインとなっている。母体となる民児協はもちろん、活動には市や社会福祉協議会、保育園や消防など様々な団体が支援し、その歴史を支えてきた。代表を務める秋山さんは「地区の民生児童委員が中心となってみんなで繋いできたこと。環境が変わっても、みんなが笑顔になって帰ってくれる、そんな時間を一緒に過ごせることが幸せ。これからもメンバーと一緒に継続していきたい」と話す。

 今年度のクラブ参加者は親子21組・45人。6月15日には、今年度3回目の活動としてリトミック教室が高部屋公民館の講義室で開催された。当日は親子17組が参加、親子で楽しめる遊びや歌を専任講師と一緒に体験した。今年度から参加したという秋山さん親子は「近所の方に勧められました。子どもの良い刺激になる。これからも参加します」と笑顔で話した。

 クラブの入会金(1年間の会費)は1家族1200円。入会や活動に関する問い合わせは主任児童委員・高橋さん/【電話】0463・93・3056

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