大田ふれあいセンターで折り紙コーナーを担当する 山崎 雅翔さん 伊勢原市職員 28歳
折り紙で市民との交流
○…「折り紙は日本の文化です。大人から子どもまで楽しめ、手と脳を鍛えてくれるので生涯学習にもぴったりだと思います」。趣味の折り紙を生かして、市内下谷にある大田ふれあいセンターのロビーに折り紙コーナーを1カ月ほど前から設置。訪れる人に折り紙に触れる機会を作り、質問があれば丁寧に応える。「始まったばかりですが、一枚の紙から広がる可能性を楽しんでほしい」と話す。
○…東京都昭島市生まれ。三兄弟の真ん中で、「折り紙にハマった最初の記憶は小学3年生の頃」だという。2つ上の兄が折った「鳥」、自分では何度やっても折れなかった悔しい思いがきっかけだった。それからしばらくは折り紙ばかり折っていたのだとか。学生時代はストリートダンス部やジュニアリーダーなどで体を動かすも、折り紙は趣味のひとつとして、今も楽しんでいる。「何度も挑戦することで、できなかったものがいつの間にかできるようになる」。それが折り紙の魅力だと微笑んだ。
○…「多くの人に恵まれ、お世話になりました。自分も人に関わる仕事に就きたい」との思いで、地域に一番密接に関わる市職員を希望。大学卒業後は伊勢原市に入職した。住まいも市内に構え、昨年から大田公民館の担当に。子どもから大人まで多くの市民が訪れる施設で、自分にも何かできないかと思ったことと、館長の後押しもありコーナー設置に繋がった。まだまだ利用者への認知度も低いが、来てくれた小学生が折り紙を楽しむ姿を見るのが嬉しい瞬間だ。「機会があれば公民館で折り紙講座をやりたい」と意欲を話す。
○…折れるレパートリーは100以上。一枚の紙を切らずに作る「不切正方形一枚折り」がこだわり。難しいものだと完成まで2週間近く掛かるものもあるという。「ついつい飲食店では箸袋を折ってしまう」と苦笑い。「気軽に声を掛けてください。お手伝いします」。今日も笑顔で利用者を迎える。
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