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60歳以上の約半数が抱える悩み 医療レポート 「腰痛は現代病」 取材協力/伊勢原協同病院
多くの現代人が抱える悩みのひとつ『腰痛』―。60歳以上になると約半数の方が腰痛を患っていると言われている。そんな現代病について、地域の中核病院として活動する伊勢原協同病院(井上元保病院長)の野尻賢哉第一整形外科診療部長に話を聞いた。
「腰痛で外来に受診される方で多いのが急性腰痛症(ぎっくり腰など)や脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、圧迫骨折になります。また高齢の方も多い」と野尻医師。腰痛の多くは、軽度な症状で「保存療法」と呼ばれる、飲み薬や湿布、コルセットで改善するという。しかし、若年層の椎間板ヘルニア・高齢層の圧迫骨折・脊柱管狭窄症は手術が必要になることもある。
特に高齢者に多い脊柱管狭窄症は、国内で240万人以上が罹患。歩くと痺れや痛みが強くなり、休むと楽になる「間欠跛行(かんけつはこう)」といわれる症状が特徴。「姿勢により症状が悪化するので、後ろに反ると症状が強くなる方は注意が必要です。また家事で長時間立っていることが辛いという方も多い」と野尻医師は話す。
腰痛の予防法としては、「まず第一に腰に負担のかかる姿勢をしないこと。禁煙や減量、腹筋・背筋の筋力トレーニングなどの適度な運動も効果的ですが、強い痛みがあるときの運動は逆効果です」と野尻医師。
同院では、脊柱脊髄に関する専門医が在籍。高齢者の腰痛に関する骨粗鬆症検査をはじめ、背骨に関する外来も設置している。「腰痛が発生してから3カ月以上改善しない場合は検査を受けることをお勧めします」と話す。
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