「かながわ花の名所100選」のひとつにも選ばれている日向地区の彼岸花が、見頃を迎え始めている。9月16日(土)からは臨時観光案内所や新たに仮設トイレが設置されるほか、23日(土)頃には人気のコスプレイベントも開催予定。
彼岸花の群生地は日向地区一帯に点在し、毎年9月中旬になると真っ赤な花がのどかな田園風景を彩る。写真撮影スポットとしても人気が高く、県外から足を運ぶファンも多い。
市観光協会によると、今年も例年通り見頃を迎え、9月最終週まで楽しめそうだという。また、周辺には野生動物対策用の柵が付けられているため、散策する際は注意が必要とのこと。
臨時案内所は、9月16日(土)から24日(日)の土日祝日に、日向薬師バス停と能力開発センター付近の2カ所で設置される。それぞれ、市民のボランティア団体が案内を担当。日によるが、物販なども行われる予定になっている。
仮設トイレ2カ所増
同期間中は、仮設トイレも能力開発センター付近と藤野入口バス停付近の2カ所に設置される。
これは、観光客や地域住民からの要望を受け、市が今年から設置するもの。これまで案内所の近くにしかなかったトイレが新たに2カ所増設されることで、より広範囲の散策や飲食も、安心して楽しめるようになるという。
市観光協会では、「昨年本堂が新しくなった日向薬師と一緒に、美しい風景をぜひお楽しみください」と呼びかける。
人気のコスプレも
伊勢原飲食店組合と地元老人会の協力で、3年程前から始まったコスプレイベントは、今年も見頃に合わせ、23日(土)頃に開催される。
彼岸花を背景に非日常な写真が撮影できると好評で、全国からアニメやゲームのキャラクターになりきった100人以上のコスプレファンが集まる。人気企画として定着してきており、今年は参加受け付け前から問い合わせがあるという。
同組合の天野保組合長は「タイミングが合えばコスプレーヤーにも会えます。少しでも地域を盛り上げられたら」と話した。
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