「市民の花火」として定着する『いせはら芸術花火大会』。その第7回大会が、来年4月14日(土)に開催されることが正式に決定した。実行委員会(柏木貞俊委員長)はすでに花火大会へ向け始動。年々、運営費なども高騰するなか、今大会は今後の継続へ向けた岐路になるという。12月13日(水)には第一回ボランティア会議も予定され、実行委員会は協力を呼び掛けている。
「伊勢原に花火を打ち上げ、子どもたちに夢と希望を与えたい」という市民有志が集まり、2009年4月に第1回が開催された「いせはら芸術花火大会」。
内閣総理大臣賞も受賞する磯谷煙火店による市内初の大規模花火大会とあって、毎回、市内外から多くの花火ファンが集い、今年4月の6回大会では約3万人が会場に足を運んだ。
一方、花火大会が行われたのは9年間で6回。大会はすべて地元企業や市民からの協賛金・募金で運営されている。「毎年開催したい」というスタッフと、「毎年見たい」という市民の気持ちがあるなか、会場となる市総合運動公園の対策費をはじめとした様々な費用の増加による運営費の不足、ボランティアスタッフなどの人的不足などにより中止となってしまう年があるのが現状だ。
市民に認知され、来場者も年々増加。花火大会が大きくなれば、それに比例して運営費も増加していく。実行委員会では、すでにホームページ等で協賛金集めを開始しているといい、「多くの方々のご協力により花火大会は成り立っています。今大会がこれからも花火大会を継続して開催していけるかどうかの岐路になると思います。ぜひ皆さまのお力をお借りしたい。よろしくお願いします」と柏木実行委員長は話す。
ボランティア募集
運営費はもちろんだが、花火大会を開催するためには、当日の会場案内などを行うボランティアスタッフの存在が重要になる。前回大会には、120人を超すボランティアスタッフが参加。市消防や警察らの協力に加え、大会翌日の会場清掃には成瀬中学校や山王中学校の生徒も手伝いで参加してくれている。
同実行委員会では、12月13日午後7時から、市青少年センター集会室で第一回ボランティア会議(説明会)を開催する。参加資格は20歳以上。「市民一人ひとりの花火です。ぜひ多くの方に参加してほしい」と同会では呼び掛けている。
ボランティア等の問い合わせは同会(【携帯電話】070・1184・0872)まで。
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