6月に新たに立ち上がった「和服を楽しむ会」で代表を務める 池田 芳雄さん 三ノ宮在住 64歳
好奇心を原動力に
○…「着物を着ると自然と背筋が伸びて凛とした気持ちになれるんです」。仲間と一緒に着物を着てお出かけを楽しみたい。そんな思いで「和服を楽しむ会」を立ち上げた。メンバーも徐々に集まり、今後は月に1回の活動を計画しているという。「恥ずかしいという人も仲間と一緒だから大丈夫。1回着れば気分が変わるので、家にある着物を引っ張り出して、気軽に参加してください」
○…埼玉県出身。高校卒業後に、アルバイトで貯めたお金でオランダのアムステルダムへ。現地では2年間、剣道の指導をする傍ら、有名レストランでウエイターとしても働いた。帰国後は様々な職を試すも、しっくりくるものが無く迷っていた。そんな時、牛の蹄の手入れをする削蹄師の仕事に出会い、弟子入りを志願。25歳で独立し、イケダ牛削蹄所を設立した。その後は40年間、県内で削蹄を続けている。「お客さんの感謝の言葉が嬉しい。生まれ変わってもまたこの職業に就きたいです」と笑顔で話す。
○…伊勢原へ移ったのは31歳の時。「川があり、神社があり、人も優しい。良いところです」。大好きな三ノ宮を盛り上げようと、「比々多地区子どもを守る会」や「三ノ宮ふれあいクラブ」、「三ノ宮花の会」など様々な会の立ち上げに関わってきた。2014年からは3年間、三之宮比々多神社の総代も務め、和服を着る機会が増えた。この経験が、今回の会を立ち上げるきっかけとなる。
○…「人を巻き込むことが好きなんです」。活動を通してできた仲間と毎日過ごしているかと思いきや、趣味のツーリングは必ず1人という意外なこだわりも。愛車のハーレーで中部地方を中心に、時には北海道まで走り回る。また、剣道は錬士6段の腕前。岡崎剣友会の会長として、週に2回子どもたちの指導にもあたっている。「次から次へ湧いてくる好奇心が元気の源。地域を元気づける存在になれたら」と笑った。
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