市内三ノ宮の東京農業大学伊勢原農場で6月9日、地域住民を招いたホタルの観察会「ホタルのゆうべ」が行われた。当日は親子連れなど150人以上が参加。光りながら飛び交うホタルを間近で観察し、自然に親しんだ。
東京農業大学伊勢原農場は、2012年に恵泉女学園園芸短期大学伊勢原キャンパス跡地に開設された。約3haの敷地では、野菜や果樹、花の栽培・実習などが行われ、中央には栗原川が流れている。
同大では、4年前から栗原川流域にゲンジボタルの再生を目指す栗原川ホタル水路づくりを開始。ホタルとカワニナの生息を安定させるため、調査や環境整備などを行っている。その計画を地域住民に知ってもらい、自然の大切さについて考えるきっかけづくりを目的として、昨年からは観察会を開催するようになった。
当日は、NPO法人日本ビオトープ協会からホタルについて学んだ後、栗原川に生息するホタルとゲージの中に放たれたホタル約150匹を間近で観察。ホタルが光を放つと、「見えた」と指を指しながら興奮する参加者の様子が見られた。
また、観察会の前には農場見学が行われ、トマトなどの野菜も試食。「甘くておいしい」と子ども達は笑顔でたくさん食べていた。
同大学の山口正己伊勢原農場長は「地域にある農場として、その中を地域住民に知ってもらい受け入れてもらえたら嬉しい。今後も大学と地域住民とが一体となり、自然を守っていければと思います」と話した。
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