「第33回かながわ音楽コンクール」(主催/神奈川新聞社ほか)が3月19日から6月4日まで開催され、ユースピアノ部門小学校高学年の部に出場した渡辺俊爾さん(12歳/成瀬中1年)が最優秀賞を受賞。特賞となる神奈川トヨタ賞も受賞した。渡辺さんは、神奈川県代表として9月30日に行われる「交流の響き2017inかわさき」への出演も決定している。
同コンクールは、音楽教育の向上や優れた才能の発掘を目的に、毎年開催されているもの。県内では最も規模が大きく、レベルも高いコンクールとされている。
審査は、幼児から高校生までのユースピアノ部門、ヴァイオリン部門、18歳以上のピアノ部門の3部門で行われる。渡辺さんが出場したユースピアノ部門は年齢により6つの部に分かれており、小学校高学年の部には約140人が参加。4月30日に神奈川県立音楽堂で行われた本選では、予選・準本選の狭き門をくぐり抜けた6人が腕を競った。
渡辺さんは、今回が5回目の出場。過去には2回の準本選出場、1回の本選出場経験があるものの、惜しくも受賞は逃してきた。
本選では、リスト作曲の「小人の踊り」を演奏。高学年の部で見事1位に輝いた。指導する古川恵子さんは「表情豊かな音色と自然体な演奏が高く評価されたのでは」と話す。また、各部門の上位入賞者の中から選ばれる神奈川トヨタ賞も同時に受賞。渡辺さんは「1位を目標に頑張ってきたけど、まさか本当になれると思ってなかったので、びっくりしました。とっても嬉しいです」と笑顔で喜びを話した。
県代表として出演
今大会で渡辺さんは、9月30日にミューザ川崎シンフォニーホールで開催される「交流の響き2017inかわさき」へ、神奈川県代表として出演することも決定した。
この演奏会は、全国14の地方新聞社が開催する音楽コンクールの上位入賞者14人が集うもの。渡辺さんは本番に向け、7月に控える発表会と合わせて現在練習を重ねている。「出演が決まり、すごく嬉しい。演奏するのが楽しみです」と意気込みを話した。
音楽に携わる両親の影響で、7歳からピアノを始めた渡辺さん。最近では自身で作曲も楽しむようになったという。「さらに大きな大会でも受賞できるように頑張りたい」と話した。
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