高部屋神社

150年ぶり伝統復活

9月9日に「汐汲み神事」

掲載号:2017年9月8日号

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昨年の浜砂撒きの様子(上)大磯照ヶ崎海岸
昨年の浜砂撒きの様子(上)大磯照ヶ崎海岸

 市内下糟屋の高部屋神社が9月9日(土)、平安時代から伝わる特殊神事「汐汲み神事」を大磯町の照ヶ崎海岸で執り行う。この神事は明治初年頃から途絶えていたもので、正式に執り行うのはおよそ150年ぶりとなる。

 高部屋神社の創建は、紀元前655年とも言われ、延喜式神明帳に記載されている相模国13社のひとつ。昨年2月に本殿・拝殿が国登録有形文化財に選ばれた。御祭神には海の神・航海の神とされる住吉三神も祀られており、拝殿上の彫刻には浦島太郎や亀、乙姫と竜宮城が刻まれていることからも、海との関係が深い神社とされている。

 今回正式に執り行われる「汐汲み神事」は、住吉三神が上陸したと言われる大磯町の照ヶ崎海岸へ出向き、同社の例大祭に必要な海水・浜砂・海藻(ホンダワラ)を採取する全国的にも珍しい儀式。同社では江戸時代まで執り行っていたが、明治以降は廃仏毀釈により伝統が途絶えたと考えられている。これまでは正式な神事として行わず、総代が現地から持ち帰り、例大祭を行っていた。

 同神社では、総代を中心にこの神事を再現しようと数年前から準備を開始。今回約150年ぶりに復活させることになった。

 当日は、宮司をはじめ神社総代ら19人が、午前9時に神輿とともに神社を出発。10時半頃に照ヶ崎海岸で、汐汲みの儀と神輿の浜降りが行われる予定。

 氏子総代代表の服部登志夫さんは「汐汲み神事の復活は、歴史的な大きなこと。ぜひ多くの人に知ってほしい」と話した。

例大祭で浜砂撒き

 高部屋神社例大祭は、9月17日(日)に行われる。この例大祭では、今回採取した浜砂を撒き、神社周辺を清める伝統の儀式「浜砂撒き」が午前10時から行われる。

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