「春高バレー」の愛称で知られる第70回全日本バレーボール高等学校選手権大会の代表校を決める神奈川県予選会の準決勝が11月12日、小田原アリーナで行われた。予選を勝ち進んだ伊勢原高等学校女子(中坂慎次郎監督)は、川崎市立橘高等学校と対戦。セットカウント2-1で勝利し、3年ぶり17回目となる春高バレー出場の切符を手にした。
決勝に残った上位2校が全国へと駒を進める神奈川県。今大会は県内160校が出場し、春高をめざして熱戦が繰り広げられた。
伊勢原高校は「常にチャレンジャー」を合言葉に出場した2回戦から順当に勝ち上がり、準々決勝では昨年インターハイ予選で黒星を喫した厚木北高校にもストレートで快勝。逆ブロックをストレートで勝ち上がった市立橘と準決勝で対戦した。同校にとって強豪・市立橘は最大のライバル校。今年は3回対戦して3勝するも、春高出場のために越えなければいけない壁だった。
「個人能力の高い市立橘に対して、1対1にならないようにサーブ・ブロック・切返しの攻撃をチーム全体で考えた」と中坂監督。伊勢原は1セット目を25-17で取るも、勝てば春高という意識からか硬さが出て2セット目を21-25で奪われる。これまでのトレーニングを思い出し「チャレンジャーの気持ちで」と気合を入れ直した3セット目、25-17で市立橘を振り切り、春高出場を決めた。決勝は大和南。セットカウント2-0で大和南が勝利し2年連続の優勝となった。
目標はベスト8
主将の北村果穂さん(3年)は「焦らず自分たちのやってきたことができた大会だった」と振り返る。また副主将の高橋美玲さん(3年)は「プレー以外でもサポートしてくれる全員バレーが力になった」と話す。部員は現在37人。3年でマネージャーの桑原美空さんも元プレーヤーで親子2代で伊勢原高校バレー部だという。北村さんは「目標はベスト8。地域の方々の応援、先輩たちが繋げてくれたから今がある。感謝の気持ちをプレーでだしていきたい」と笑顔で話した。
春高バレーは来年1月4日(木)から5日間、東京体育館で開催される。
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