石倉自治会の会長を長年にわたり務めている山口和夫さん(82歳)がこのほど「自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰」を受賞。1日には伊勢原市役所を訪れ、高山松太郎市長に受賞の報告を行った。
団体功労者総務大臣表彰は、自治会や町内会の地縁による団体の代表者として多年にわたり在職し、良好な地域社会の維持及び形成に顕著な功績があった人物に対し、総務大臣が表彰するもの。今年度は全国から135人が受賞。伊勢原市からは唯一山口さんが受賞した。
山口さんは上粕屋で「山口工業所」を営み、82歳の今も現役。
1973年4月に周囲の推薦を受け石倉自治会の会長に。以来現在まで28年7カ月にわたり自治会長を務めている。
石倉地区では新東名高速道路、国道246号バイパス、県道西富岡石倉線の整備に伴う用地買収のため移転問題が起きた。しかし地権者会と根気よく交渉を重ねるなど地域のために尽力してきた功績などが今回評価された。市市民協働課は「これだけ長く自治会長を務めているのは珍しい。人柄が良く、周囲の信頼が厚いからではないか」と話す。
受賞を受け山口さんは「一人でもらえた訳ではなく、みなさんの協力に感謝している。こんな表彰を受けるなんて夢にも思っていなかった。これからも地域のためになる活動を続けていきたい」と喜びを語った。
市の未来に期待
現在山口さんは「伊勢原北インター上粕屋地区土地区画整理組合設立準備委員会」の会長や高部屋地区副代表なども務めている。来年度に開設が予定されている新東名伊勢原北インターチェンジ(仮称)の整備に向け、山口さんは土地区画整理組合設立のため準備委員会会長として勉強会などを開催している。「インターができれば物流倉庫の誘致なども進み市が活性化する」と市の発展に期待を寄せている。
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