深谷中在住の主婦・綱島淳子さんの企画で、東日本大震災の被災地に「1日カフェ」を開くためのチャリティイベントが31日に中村自治会館で開かれ、100人以上の人が訪れた。
「1日カフェ」は被災地でゆっくりリラックスできる「心の支援」にと企画。市内の「準備班」が手作りコースターや不要美品のマグカップ、飲み物や焼き菓子を用意し、知人の被災地ボランティアが「実施班」として会場運営などを行う仕組み。飲み物代などの費用をイベント収益で集めることをめざしていた。
フリーマーケットや地場野菜販売、ジャグリングなどイベントを通じ約5万8千円とマグカップ130個が寄せられ、綱島さんは「雨天の中たくさんの方に来場頂き、子ども達も楽しんでくれた。マグカップも集まって良かった」と話す。この資金で秋に宮城県内でカフェを実施する予定。
綱島さんは複数会場でのカフェ実施をめざし、現在も不要美品マグカップの募集を続けている(中古も可)。マグカップの提供先など、詳細は綱島さん【携帯電話】090(1544)2202まで。