マーチングバンド 綾北マーキュリー最優秀賞 今季初の公式戦「ジャパンカップ」制す
綾瀬市内を拠点に活動しているマーチングバンド「綾北マーキュリーウインズ」が、9月4日に開かれたオープン形式の全国大会「ジャパンカップ2011」シニアマーチングバンド部門で出場した7チームの中から最優秀賞に輝いた。
楽器の演奏技術や隊列の変形、演出などの総合評価で競い合うマーチング「ジャパンカップ」は毎年この時期に開催され、全国のバンドがオープン形式で競い合う。「綾北マーキュリーウインズ」は昨大会にも出場し、同部門で最優秀賞を受賞している。
同バンドは「綾北中学校マーチングバンド部」から転進し、昨年度より卒業生や社会人を含む一般バンドとして活動。よりハイレベルな演技をめざしている。昨季は初挑戦ながら県大会、関東大会を勝ち進み、全国大会で3位に入賞。会場を湧かせた。
今大会は同バンドの今季初戦で、新テーマの初披露としても注目されていた。今季は「一族の誇り〜伝承されしアフリカの祈り〜」をテーマに、18世紀アフリカの、侵略する大英帝国軍と先住民族とがぶつかり合う姿を表現。今季は全国で勝つことを意識し、曲も演出も難易度を上げ、レベルの高い演技を披露した。
メンバーをまとめる金子麗奈さん(16歳)は「ステージでは緊張しましたが、本番はうまくできたと思います。客席の人や応援してくれる家族に感謝して、これから大会に向けて頑張っていきたい」と話した。
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