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綾瀬版 公開:2011年9月23日 エリアトップへ

子どもたちに環境学習を行う「わくわく地球探偵団」事務局長 深澤 公博さん 寺尾西在住 64歳

公開:2011年9月23日

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素直であることが一番

 ○…自然あそびや環境問題を子ども達が体感しながら学べる場として、昨年結成された「わくわく地球探偵団」。市内の小学生たちと一緒に地域の川清掃やネイチャーゲームを楽しむことで、優しい心を育む。生き物への愛や自分のアクションが与える影響を「体感し、感性を磨いていってくれたら」。柔和な表情と話し方が、ゆったり丁寧な空間をつくる。

 ○…東京出身。幼い頃は多摩川で、泳いだり魚を釣ったりして楽しむのが好きだった。退職した一昨年に、楽しい記憶を思い出し、「お世話になった地域に何か恩返しできれば」と市民活動団体の門戸を叩いた。環境保全やホタルの育成・保護などをしている仲間と出会い、活動に加わりはじめ、その中で挙がったのが「子どもたちのための団体があれば」という意見。昨年「わくわく地球探偵団」を発足させ、活動のPRや環境の勉強会などに積極的に参加している。子ども達には「身近な自然に触れて、失敗もして、五感を研ぎ澄ませていってほしい」。あのころ、多摩川で感じ、養われた感性が重なった。

 ○…飛行機、東京タワー、車―。幼い頃に出会った「素敵なもの」のことは今でも覚えている。憧れが自分の選択を決め、先の道を進みゆく。「素直でいるのがいちばん良い。自分をよく見せようとしないで、思うまま、ありのままに」。しっかり目を見て話した。社会人時代、後輩達に伝えた事は「20代は失敗していい、30代は反省しなさい、40代からは立案を」。失敗や苦い経験も、全て未来を作る大切なアイテム。

 ○…学校や地区、学年もこえた子ども同士が一緒になることで、教えてあげたり、声がけしたりする反応がナチュラルに発生する場が「探偵団」。良い顔も、優しい心も、自然が五感に訴えかけてくれる。体験したことから見える優しさやありがたみや痛みまで、地域の子どもたちにも、発見してほしいと願う。
 

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