市内吉岡の畑で10月13日に春日幼稚園(古郡保正園長)の「おいもほり」が行われ、同園の園児215人が土から大ぶりのサツマイモを収穫した=写真。
子どもたちは苗の根元をそっと手でかき分けながらツルをたどって芋を掘り採った。手や顔を泥だらけにしながら、太く大ぶりなサツマイモを取りあげると「先生、見て見て!」と歓声をあげていた。1人あたり約5キロの大収穫で、用意した袋にたっぷり芋を詰めた園児は、両手で持ち上げ「ママのお土産だよ」と満面の笑みで話した。
このサツマイモは今年6月に地元農家が種植えする様子を見学し、実ったもの。同園では子どもたちが大地の恵みを感じ豊かに育つよう、育てた作物を給食で食べるなどしている。夏期にはじゃがいもやナスやミニトマトなども収穫している。