8万人でキャンドルナイト “心灯すイベント”定期化めざす
綾瀬市文化会館前で11月13日(日)にキャンドルナイトが行われる。綾瀬青年会議所の主催で、揺れるローソクの炎から、参加者があたたかい心を感じることを目的としている。当日はキャンドル作りなども行われる。
キャンドルナイトは11月13日、午後3時30分に開会し、合唱などのパフォーマンスやキャンドル製作を行い、午後5時にキャンドルが点灯される。
会場にはベンチなども設置され、7時30分まで点灯し、協力団体によるおでんやたい焼きなどのブースも出店する予定。同日の午後1時30分からは文化会館小ホールで市主催の「環境都市推進講演会」も行われ、シンガーソングライターの白井貴子さんによる講演会とミニライブも開催される(定員300人)。いずれも参加無料。
企画は、主催する一般社団法人綾瀬青年会議所のメンバー野中真一さんによる提案から始まった。5年ほど前から国内各地で行われている、夏至と冬至の夜に行うキャンペーン「100万人のキャンドルナイト」を知り「素敵なイベントだったので、綾瀬でもできたらと思っていた」と野中さん。
今年8月に市内の子どもたちや市民活動団体の協力で行なったイベント「OMOIYARIフェスタ2011」の終了後、「あたたかい心」の重要性を感じ、仲間に今回のイベント開催を提案してみたところ、殆どのメンバーが賛同し、企画がスタートした。
今年5月の「城山さくら祭り」でも廃油を使用したキャンドルを配布した同会議所では、開催に向けペットボトルと廃油で800個のキャンドルを製作。これらを土台に並べ、そこに当日参加する人たちのキャンドルを足して火を灯す。当日のキャンドル製作では子どもたちがケースにイラストを描き、保護者には廃油をキャンドルにする方法を教授する。イベントを通して、家庭でもキャンドルづくりやキャンドルナイトを行うきっかけになることを目的としている。
「ローソクの炎を眺めて、ゆっくり家族で話をしたり、考え事をしたり、市民8万人でスローな時間を過ごしてほしい」と野中さん。今回の企画は「100万人のキャンドルナイト」に沿って、次回は6月に開催を予定している。
初開催で不安も感じているが、「家族や自分にとって、良いきっかけにしてほしい」としている。
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