綾瀬市役所南側広場に今年もツリー型イルミネーションが点灯されている。「綾瀬イルミネーション実行委員会」(加藤伸一会長)が2005年から毎年開催しているもので、今年は12月25日までの午後5時から9時まで、高さ8mのツリーが点灯されている。期間中は午後9時まで市役所駐車場も利用できる。
点灯初日の12月3日には点灯式のコラボイベントとして「あやせ”よさこい”乱舞」が開催され、綾瀬タウンンヒルズSC駐車場と市役所のイルミネーション開場で、市商工会女性部によるチーム「すまいる舞綾(まあや)」や県内で活動する8チームが活気溢れるよさこいを披露した。会場では綾瀬の名物「豚すき」も振舞われ、約2000人の来場者でにぎわった。
3月に発生した東日本大震災後、電力不足や節電が叫ばれる中で同実行委員会ではイルミネーションの中止を決定していたが、冬の風物詩として定着してきた同イベントを惜しむ声や、よさこいを盛り上げたい想いからメインツリーのみの点灯を決定。点灯期間の短縮や終了時刻を早めるなどの配慮に加え、数年前に実施したキャンドルも復活させ、初日のイベントでは500個のキャンドルや竹ろうそくも灯された。午後5時にメインツリーが点灯されると来場者は「わぁ」と歓声を上げていた。