綾瀬市早川の五社神社(早川太満喜宮司)で1月23日(月)に火災訓練が行われた。これは1月26日の「文化財防火デー」に基づくもの。同神社の本殿と9枚の棟札は市の指定文化財となっている。
訓練は神社裏側の林で出火したことを想定して行われた。実際に宮司が通報し、司令室から連絡を受けた消防職員が放水を行なった。市では毎年この時期に、県・市指定文化財管理場所の消防訓練や消防用設備点検を行なっている。26日(木)には市内全6箇所の設備点検を行なった。
「文化財防火デー」は1949年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物、法隆寺金堂(奈良県斑鳩町)が炎上し、壁画を焼損したことなどから55年に制定された。以来この日を中心に全国各地で防火訓練などが行われている。