秋本食品が準グランプリ 漬物チャンピオン決定戦で
日本全国の個人・法人を対象にした漬物チャンピオン決定戦「T-1グランプリ2011」で、綾瀬市早川に本社を構える秋本食品株式会社(秋本大典社長)の「長ねぎの焦がしねぎ油漬」が準グランプリに選ばれた。
「T-1グランプリ」(主催/T-1グランプリ2011実行委員会)は「農家に元気を」との想いから北海道の農業人材事業や物産セールスなどを営む企業のメンバーらが日本の漬物文化に着目し、2010年に北海道で初めて開催したイベント。世代を越えて交流が生まれ、地産地消や地域振興の一助となった大会を更に発展させようと今年はそのステージを全国に拡大して企画されていた。
今大会では2011年9月頃から作品の募集を開始。北海道、東日本、中部、西日本、九州・沖縄の計5ブロックで漬物を募集。書類審査と各ブロック大会を勝ち抜いた個人5人と法人5社のファイナリストを選出し、1月15日に東京タワーで決勝大会が行われた。
審査は「全日本漬物協同組合連合会常任顧問」の前田安彦氏や野菜ソムリエのKAORUさん、タレントの小倉優子さんらと一般審査員100人が参加した。
秋本食品の「長ねぎの焦がしねぎ油漬け」はカットした長ねぎを同社製品の「焦がしねぎ油」と混ぜ一晩置いて完成する。社員の間でも評判の同製品を、より多くの人に知ってもらいたいとの想いから考案された。ねぎ本来の甘味とねぎの旨味を凝縮した甘辛い味付けのタレがマッチした逸品は審査員の心を掴み、北海道ブロックの「合同会社 大地のりんご」の「ガツンと辛い山わさび粕漬け」に次ぐ準グランプリに輝いた。このレシピは同社のHP上でも紹介されている。
大会を終えて、同社では「多くの方のご支持をいただき、各ブロック受賞作品のなか当社の漬物を評価していただき、大変光栄です。東日本大会と全国大会共に、一般審査員の方々のご評価を多くいただけたと伺っており、『焦がしねぎ油』の自信にもつながりました」と話している。
「焦がしねぎ油」は同社直売店やイオンなど近隣スーパーでも販売されている。通信販売【フリーダイヤル】0120・39・2126でも購入できる。
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