マップリーディング事業 上土棚で名所探訪 5Kmの新コース開始
綾瀬市の夏の人気イベント「ナイトウォークラリー」から派生して昨年誕生した「綾瀬マップリーディング」事業で、市は上土棚地域に特化した新コースを設置し、4月28日から開始する。
同事業は1人から5人まで、チームでチャレンジできる。地図や回答用紙の入ったセットを受け取り、曲がり角などがピンポイントで書かれた「コマ地図」を読み取ってチェックポイントを歩いて巡り、その場所にまつわるクイズを解く。クイズの正答点や、スタートからゴールまでの所要時間と基準タイムとの差から総合得点を出し、年間で上位のチームを表彰する。
昨年設置された市内全域を巡るコースは市役所をスタート地点に全長約10Km、1日かけて大人も楽しめる内容だった。自治会のイベントや休日の家族など1年間で27組が参加していた。
「より子ども達やお年寄りも楽しめるように」と昨年5月頃から市内各エリアでのマップリーディングの検討が始まり、史跡や名所を安全面を考慮しながら回れるコースを市職員が実際に歩いて設定した。
今回の上土棚コースはその第1弾。南部ふれあい会館をスタート地点に約5Kmのコースになっている。クイズは全12問で、地図は36コマある。セットは市青少年課または南部ふれあい会館で配布している。
第2弾の寺尾地区に関しては現在ルートの検証などを行なっており、完成でき次第開設する予定。問合せは市青少年課【電話】0467・70・5655まで。