綾瀬市議会議員の笠間信一郎氏(63歳)が7月1日告示、同8日投開票される綾瀬市長選挙に無所属で立候補する意向を示した。現職の笠間城治郎市長は既に3期目への出馬を表明しており、現新一騎打ちの様相だ。
本紙の取材に対し笠間信一郎氏は「無投票で市長を選出することに大いに異議がある。市議会議員活動の延長として市民の意見を集め集約する必要がある」と出馬の理由を話した。
過去には笠間城治郎市長の後援会事務局長も歴任している笠間信一郎氏。現市長の舵取りについて「『住んでよかった』をめざすまちづくり。このままでは次世代の子どもたちに借金や負担を残してしまう」と指摘した。
笠間信一郎氏は、東日本大震災の復興支援を市として長期・継続的に支援することや、道徳に特化した教育の充実、農商工分野の直接支援拡充、厚木基地との共生などを訴えていく。
現職の笠間城治郎市長は既に3期目をめざし出馬の意向を表明しており、笠間信一郎氏の出馬表明により一時期は無投票の公算が大きいとされた市長選は、現新の一騎打ちとなる可能性が高まった。
笠間市議は1948年綾瀬町寺尾生まれ。県立厚木高校、上智大学卒。大手製鋼社勤務を経て、2007年に綾瀬市議会議員選挙で2174票を集めトップ当選。11年の同選挙でも当選し、現在2期目。
選挙は任期満了に伴い7月1日告示、同8日投開票の日程で執行。6月2日現在の有権者数は6万6675人(男34120人、女32555人)。
【6月20日起稿】
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