友好の力で助け合う 春日ロータリークラブ
32歳から活動している「春日ロータリークラブ」での奉仕活動。今年はメンバーに改めて楽しみながら社会に貢献できる活動を感じてもらうことをめざし、例年の福祉施設利用者を対象にしたコスモスの摘み取りやメンバー同士の親睦会に加え、台湾のロータリークラブと「友好クラブ」となることを計画している。「台湾は昨年の東日本大震災の時も、発生後10日ほどで支援金を送ってくれた。温かい交流で助け合い、活動活性にもなれば」
祖父が昭和15年に創業した電気工事業に就く。父は同クラブの元メンバーで3代目の会長も務めた。29歳の頃、病のため亡くなった父の後を継ぐ形で会社の社長となり、クラブにも入会した。年齢の離れたメンバーに最初は違和感も感じたが、親睦を深める中で緩和した。自分の経験から新しく入った若手を思い「親睦は大切にしたいと思います」と意気込む。
現在23人で活動しているが、50歳代のメンバーが少なく、ピンポイントの増強も課題。貢献活動をしながら、活動に厚みをつけていくことをめざす。