昭和54年7月10日の第1号から33年、小園地域のニュースを詰め込んだ自治会報「こぞの」が、年3回の発行を続け今夏100号目の発行となった。
「こぞの」はA4版モノクロで6頁または8頁、春・夏・冬の3回、同地区の約2089世帯に配布されている。取材・編集は小園自治会全9区の各区広報担当9人で担当し、自治会行事や在住者の声、地域の問題点などを取り上げている。
編集会議は長年広報委員として活動している大和田光一さんを中心に進行。全体のレイアウト決めや、内容の校正などを分担し仕上げていく。地元目線で、日頃の会話から生まれる日常生活の問題提起や、若者年長者までとりあげる紙面で幅広い世代の読者を惹きつける工夫も凝らした紙面だ。
100号目の今回は特別企画として、創刊当初と現在の小園地区のデータ分析などを盛り込んでいる。7月21日に行われた会議では「こっちの方がいい」など活発な意見が湧き、発行に向けて、和やかなムードで最終調整を進めていた。大和田さんは「こうして楽しく作っている。これからも地域の方のためになる広報を作っていきたい」と話していた。100号は8月上旬には小園地域の各家庭に配布される予定。