市民活動センターあやせ 民営化へ第一歩 有志が活動推進団体を立ち上げ
市民活動を推進する団体「コミュニティサポートあやせ」(椎名浩代表)が10月29日に有志メンバーら約15人で結成された。同団体は市民活動の拠点となり、ボランティアや民間非営利団体(NPO)など市民の公益的活動を支援する「市民活動センターあやせ」の民営化をめざす。
同センターは2005年に開設されてから現在まで市の所管となっている。運営は公募市民を中心に組織された「市民活動サポートセンター運営委員会」により行われており、今回結成した「コミュニティサポートあやせ」はこの運営委員会を母体としている。
民営化となれば「現在より制約などが自由となり、より自由で発展的な活動支援ができるのでは」と椎名代表は話す。2013年度1年間を移行期間と位置づけ、市との協働事業としてセンターを運営し、翌14年度にはNPOとして民営化をスタートさせる構想を掲げ、現在は藤沢市など近隣のモデルケースを参考に規約や企画をメンバーで練っている。「人を集め、たくさんの意見やコネクションを広げセンターの利便性に繋げていきたい」という。
センターでは運営ボランティアについても受け付けている。問合せは同センター【電話】0467・70・1232へ。