インフル市内でも猛威 学級閉鎖など相次ぐ
全国的にインフルエンザが流行する中、1月31日には県がインフルエンザの流行発生警報を発令。綾瀬市内の小学校でも学級閉鎖が相次ぐなど流行が本格化している。
県衛生研究所の発表では1月第4週(21日から27日まで)の間で県内で報告された患者数は13883人で、第2週の7806人から大幅に増加。警報発令は昨シーズンと同じ1月第4週となった。例年1月から2月にかけて報告数が増加することから同研究所は注意を呼びかけている。
綾瀬市を管轄する大和保健所管内でも、1月第4週目で定点(1医療機関が7日間で診断した患者数)が48・91となり、警報レベルの30を大幅に上回った。
市内の小学校でもインフルエンザ等発生に伴う臨時休業の措置がとられている。市では学級の20%以上が欠席した場合を学級閉鎖のめやすとしている。1月22日に天台小学校でインフルエンザ判定や同様の症状による欠席が7人で今年度最初の学級閉鎖となり、2月6日現在5校7学級で学級閉鎖となった。主な症状は38度以上の熱や頭痛など。今年検出されているウイルスはAH3型(A香港型)が最も多いという。
市保健医療センターでは「インフルエンザは症状が強く、気管支炎や肺炎も併発しやすい。命にかかわることもあるので早めの医療機関へ受診を」と呼びかけ、予防法として手洗いやうがい、などを推奨している。
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