鉄(メタル)ブタッコリ〜製作 自社技術で地域活性に
綾瀬市の公認キャラクター「ブタッコリ〜」の鉄製オブジェ「メタルブタッコリ〜」が誕生した。これは市内吉岡東の有限会社 野中工業の野中真一さんが製作したもの。
同社では3次元レーザー加工や鉄部品を削る技術を持ち、自動車部品の加工などを手掛けている。市内の市民活動などに積極的に取り組む野中さんは、自社の技術を生かして何かできないかと考え、空き時間や業務終了後の時間などを使いオブジェの製作を2012年9月ごろから始めていた。
ストラップの人形から形を3次元で読み取り、データをプログラミング。コンピューターで正確に鉄を削り、高さ13cm、重さ約3・6kgのオブジェを仕上げた。オブジェは同社の入り口に置かれている。
「ブタッコリ〜」は郷土愛のシンボルとして2009年に誕生した。野中さんは「もっと多くの人が集まるところへ寄贈し、綾瀬の郷土愛のPRができれば」と話している。