スポーツに親しみながら家族の絆を深めることを目的にした「第1回あやせ健康ファミリーマラソン大会」が3月24日(日)に綾瀬スポーツ公園で開かれ、市内の親子や夫婦など「ファミリー」のべ149組348人が走った。
大会は4・5Km、3Km、1・5Kmの3コースで開かれ、各コースを2人または3人1組で行われた。タイムは競わず、最後のゴールで手を繋ぐことがルール。笠間城治郎綾瀬市長も2人の孫と参加し、マラソンを楽しんでいた。ゲストランナーにはプレス工業(株)陸上部の坂本智史さん、川村駿吾さん、宮澤公孝さん、中山翔平さんも出場。「箱根駅伝」などにも出場経験をもつ第一線の4選手と一緒に走り、ゴール後にはちょっとした選手とのふれあいもあり、にこやかな空気に包まれていた。
4・5Kmコースに参加した落合在住の山田健生くんは「疲れたけど楽しかった」と話し、健生くんと参加した叔父の菅原聡さん(藤沢市・35歳)は「思っていた以上に甥っ子が速かった。こういう機会はあまりないので楽しかった」と話していた。
このイベントは市と市教育委員会、市陸上競技協会の協働事業。後援や協力でも多くの団体が携わった。会場では市スポーツ推進委員による「ペタンク」などのニュースポーツ体験や、綾瀬市地場農産物消費拡大推進委員会による綾瀬名物「豚すき」のふるまいなどが行われた。また2009年100Kmウルトラマラソン世界ランキング1位の能城秀雄さんによるランニング教室も行われ、応援に訪れた家族なども含め会場は賑わっていた。
担当の市スポーツ課によると第2回は2013年度中に実施する予定という。