市の広報に情報を寄せる「まちかど特派員」や市役所職員の研修講師などを務める市内小園南在住の高橋元さんが、城山中学校で1年生204人に地域学習の授業を行った。
この授業は総合学習の一環。地域についての入門編として、地域に詳しい高橋さんを招き綾瀬について学んだ。今後は個人が興味のあるものを研究し、地域に歩み寄ることをめざす。
日頃から綾瀬の情報を収集し、実際に訪問や取材を重ねている高橋さん。授業では綾瀬市の地図を使って市の6分の1の面積が基地となっていることや、現物を見せながらギターのパーツ「フレットワイヤー」が世界60%のシェアといわれている企業が市内にあることなどを紹介。綾瀬の史跡や名物などを監修した「ふるさとの宝カルタ」を使い、郷土史についても話した。
授業を終え、生徒の1人は「おもしろかった。これから市の歴史などを調べていきたい」と話していた。